三国港であがった甘海老の殻を剥き一人前ずつ真空パックに入れ冷凍した後、特性のタレと一緒に発送します。 福井県沖合では暖流と寒流がぶつかり合い、海産物の餌となるプランクトンが豊富になる為、様々な海老や魚が水揚げされます。 その中でも福井甘海老は水深200～500ｍ付近の砂泥地に生息しており、底曳網漁業で漁獲されます。 主な水揚げ港は三国港、越前港、敦賀港、小浜港。特に三国港は断トツの水揚げ量を誇り、県内全体のアマエビの水揚げ量の7割以上を占めます。 水揚げされたアマエビは、一流の漁師による底引き網漁で鮮度を保ったままの状態で三国港の競り場に並ぶため、その味は地元の料理人からも絶賛されており、福井県を代表する味覚といって過言ではありません。 しかし、料亭で味わうあの甘えびの甘さのヒミツは、身のまわりに出るぬめりだと言われています。 甘海老は港にあがって直ぐでは、甘さの秘訣（ぬめり）がありません。 殻をむく際もとても難しく、獲れたてであるため食感自体は抜群ですが、甘海老のまったりとした甘味は薄く感じるでしょう。 この独特のぬめりはは死んだ後に出ると言われています。 そのため下処理（殻剥き）を行った後の海老を冷凍保存し、丁度よい甘味を持った状態でお客様の元へ到着するよう工夫致します。 食べる着前に自然解凍又は袋ごと水に付けて流水解凍していただき、開封後に特製のタレを加えご飯の上に盛り付けてください。 そのまま平皿の上に盛り付けお刺身としてもいただけます。