まずはプロフィールをご覧ください。 こちらは、京塗の菓子器になります。 作者は、漆匠の鈴木表朔さんです。 鈴木表朔さんは、京塗の中でも代表的な方の一人で、各流派のお家元が書付をされる方になります。 こちらは一閑塗の菓子器で、赤と緑の爪紅の塗になっています。 また、形は独楽形で、高さのある高杯形となっています。 塗の綺麗さもさることながら、この菓子器の軽さもまた匠の技を感じます。 大きさは、直径が約２１．６ｃｍ、高さが約６ｃｍで付属品は共箱です。 共箱に経年による変色などがありますが、菓子器本体に目立った傷や汚れなど無く綺麗な状態で、欠けや割れなども無く、普段のお稽古や月釜や研修会、お家元が来られるような大きなお茶会などの機会に人前に出されても問題ありません。