明治時代の極小の脚付きショットグラス６個です。ボディーの下部が８面に面取り仕上げされています。 写真のように、底のプレートが歪な円形のもの、ステムが太いもの細いもの、無色透明ですが薄く黄や青（緑）がかったもの、など外観に不揃いさが見られ、これらは逆に当時の手作り硝子の味わいを感じさせます。 なお、写真４～６、７～９、１０～１２などは、グラス２個づつ３組の、全体、底（プレート）、口縁（リム）の写真です。 ６個のグラスには、使用によって生じたと思われる汚れやくもりはほとんどなくクリーンでヒビなどもありませんが、２個には目立ちませんが小さな欠けと線キズの損傷が見られます（写真１０、１２）。 １００年以上の経年のアンティークとしては良好な状態を保っています。 ６個の大きさ（㌢）容量にそれほどの差はなくおよそ次の通りですが、重さは以下の通り少し差があります。 高さ６、口径２．９、 ステム１．８、底径（幅）３．４／ 重さ１９、２０、２２、２４、２５、２６㌘／ 容量１０㎖（口近く）／ 明治時代の、ボディーが８面カットの極小脚付きのショットグラス６個です。外観の不揃いさは当時の手作り感を彷彿とさせます。２個のグラスには目立たない小さな欠け、キズが見られますが、汚れやくもりはほとんどなくクリーンで美しく良好な状態です。 １０㎖の極小脚付きグラスに注がれるものは？洋酒、日本酒、食前酒、当時の用途が定かではありませんが、脚付きグラスは特別な気分が味わえ、食卓が華やかになるのではないでしょうか。