1989年、バブル期まっただ中に発売された重さ24kgに迫る大型サブウーハーです。 内部に16cmユニットを2基搭載し共鳴管を通過した重低音がフロントホーンより放たれます。 8、9枚目は出力波形ですが今回は現在出品中のTOA SR-F3をSONY　TA-DA9000ES のマルチチャンネルでバイアンプ駆動し、90Hz～下の帯域をこのサブウーハーで再生させています。 スイープテストは問題無く、重低音の量感、音飛びは文句無しです。メーカー公称の能率104dBは少し疑問ですがSR-F3(105dB)と一緒に鳴らしても引けをとっていないので参考にしてください。 また、他社製品がブーミーな重低音に対してvictor製品は総じて引き締まった重低音だということも付け加えておきます。 外装では突き板剥がれ天板に穴が一ヶ所ありますが、年式を考えたらまずまずだと思います。 小型スピーカーは元より、大型スピーカーでも十分使えるウーハーですのでお探しだった方は是非ともご検討ください。