直径が30センチ位で厚み約0.2センチほどの木の板にえがきました。円形作品です。 撮影のための板は尽きません。(パステルの入れ物の上で撮りました。) オイルパステル、アクリル絵の具、ラメ、顔料ペンなどをつかい、バーニッシュで保護します。 紐を通すための穴が上部2箇所空いていますので、麻紐をとおして飾れるような状態でお届けいたします フラクタル構造的な人魚の鱗を描いていた。そんなおり、 山中伸弥教授出演のあるNHKスペシャルを観た。細胞の中にあるミトコンドリア――命を生み出す“発電所”その存在が、私たちの体だけでなく、魂にまで静かに光を注いでいることに、心を打たれた。 そしたら、ひとつひとつの細胞の奥に、“光”のクオークが灯っていることを鱗の奥に表現出来る様な気がしてきて。「大いなる全体」は「小さき部分」に宿るという神秘的な法則性に神聖幾何学的にかんじ人間も小宇宙なら，私の中にある細胞のパワーでこの細かい鱗が描けると可能性を感じて完成した作品です。 番組の説明でオーケストラに例えていた。深海もまた奇跡のオーケストラの様。 交響曲を聴きながら仕上げました 人魚の鱗には、ラメのきらめきが宿り、 それはまるで、クオークや光子が舞い踊る微細な宇宙。 ミトコンドリアが、細胞の奥で命の炎を灯すように、 この小さな光たちもまた、内なる世界にエネルギーを送りつづけている。 クラゲは水の精霊として宇宙の呼吸を助長し映すように人魚のそばで、そっと漂っている。 深海の細胞のエネルギーは壮大なるドラマ。 タイトルのcellular energy セリュラァ・エナジィ（細胞のエネルギー） cellular energyの意味も大切だけどこのネーミングにしたのは、、レタリングの形が、軽いカールを描き人魚のびれのカーブを形成する作品のイメージとマッチしてるかの様に描いているデザインとしての文字に思えたので。