淡き緑衣をまとい、静かに佇む童子の像にございます。手に携えたるは小槌のかたちをした不思議な道具。その面には「目」のごとき意匠が彫られ、見る者の内を覗き込むような気配を帯びております。 幼き顔立ちながら、含みをもつ眼差しは、見るたびに胸の内を試されるようでございます。人形というより、願いのかたちを映す鏡のような存在。仏でも神でもなく、されど祈りに近い気配を湛え、ただ飾るのみでは済まぬ像にございます。 【霊視にて拝しましたこと】 前の持ち主は此の像を仏間に据え、特段祀らずただ「目に入る場所」に置かれておりました。ある夜、願いを心に念じていた折、視線が像と交わり、言葉が胸中で止まったと申されます。「その願いは本当に自分のものか」──問い返されたような気がした、と。 以後、願いを改めたところ、不思議と物事が進み出したとのこと。この像は“願いの澄み”を映す存在と見受けられます。 【ご利益について】 ・心が整えば、道が通る ・無理な願いが離れ、必要な縁が届く そのように、整った心の先に結果が訪れる。これこそが此の像のご利益にございます。 【お迎え・取扱い】 視界の隅にそっと置き、一晩灯りを添え、翌朝「ようこそ」と心にて伝えてくださいませ。名は問わず、静かに、清浄を保ってお迎えください。 もしこの像に心が揺れましたならば、それは問いかけにございます。 運命を感じられた方は、どうぞお声をお寄せくださいませ。 18cm ※家具や木台は備品です #座敷わらし #チョウピラコ #特級呪物 #曰く付き