『ウォーターメロン・ウーマン』 "watermelon woman" ('96米) 監督・脚本・編集・主演は、新進女性監督シェリル・デュニエ。 黒人レズビアン監督による黒人レズビアンをテーマにしたアメリカで最初の長編劇映画。ニュー・クィア・シネマの記念碑的作品とも称され、ベルリン国際映画祭のテディ賞を獲得。フィクションとドキュメンタリー、フェイク・フィクションを併用した独特の映画製作のスタイル。共演は「Go fish」のグウェネヴィア・ターナー他。 なお、“ウォーターメロン・ウーマン”なる黒人女優が登場する(架空の)記録映像場面はレズビアンの写真家ゾーイ・レオナルドとの共作によるもの。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ レンタルビデオ屋で働く20代のアフリカ系アメリカ人でレズビアンのシェリル。映画制作に情熱をそそぎ、ドキュメンタリーの主題もわからずにカメラを回し始めたシェリルは、1930年代のハリウッド映画に映る黒人の女優に気づく。しかし、その女優は“ウォーターメロンウーマン”としか記録されていない。シェリルは取材をすすめ、ますます彼女の存在に魅了される一方、自身の生活での出会いや変化にも向き合い始める・・・・ 映画作家になろうとする黒人レズビアンのロマンスや友情をコメディタッチで描きつつ、フィラデルフィアを舞台に黒人文化の歴史やハリウッド映画における黒人女性のイメージを問い直そうとする作品。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ レンタル落ちDVDです。 レンタル使用時にワイド版のジャケットをトールケースに収納するためか両端がカットされてしまっております。 市販のケースに入れ替えてますが、スレや色褪せ、管理シール痕、ディスクの細かいキズなど、多少の使用感はあります。再生確認済み。 #レア