この石は、かつて富士の噴火によって降り注いだものと伝えられています。 その昔、病に伏した者を抱えた家が避難できずにいる中、屋根にいくつもの石が落ちてきたといいます。 当時はただの災いとしか思われていませんでしたが、しばらくして病は癒え、家は商売繁盛し、不思議な金運にも恵まれました。 年月が経つにつれ、石の表面に唐獅子のごとき霊顔が浮かび上がっていることが分かり、これらの石は「病を癒し、財を招く守護石」として大切にされるようになりました。 家には今も主たる石が残されていますが、降ってきた石のいくつかを譲っていただきました。 この石は、長い時を経て代々守られる中でさらに特異な姿を現しました。 向きを変えると、唐獅子の顔だけでなく「神猿（まさる）」の顔が浮かび上がるのです。猿は古来、「魔が去る（まがさる）」「勝る（まさる）」とされ、厄除けと勝運、さらには商売繁盛の象徴。 二つの霊顔を併せ持つこの石は、病を癒し、災厄を払い、財運と繁栄を招く存在として、新たな持ち主のもとへ導かれています。 なお、精霊の宿るものは、信じる者がいなくなると力を失うとも言われています。 この石の旧家では、信仰や霊的なものを受け継ぐ者が少なくなり、本当に信じて守ってくれる縁ある者に譲り渡すことが決められました。 こうして、かつて一家を救い守り続けた石は、今、新たな守護の縁を結ぼうとしています。 あなたは運命を感じましたか？ 手の平に収まるほどの大きさの割にズッシリと重みがあり、触れると体内の邪気が浄化されていくのが実感できると思います。 ※本品は現代の富士山から採取したものではありません。江戸時代に実際の噴火により飛来した石であり、私自身が採集したものではなく、旧家の子孫より正式に譲り受けたものです。富士山からの石の無断採取は現在禁止されていますが、本品はそのような行為に該当しませんのでご安心ください。 #開運 #金運 #浄化 #富士山